愛犬紹介
名前:ポチ
年齢:12歳(1月20日生まれ)
性別:オス
犬種:マルチーズとチワワのMIX
2022年1月26日に会陰ヘルニアと去勢手術を受ける。現在は元気です。
こんな症状があったら会陰ヘルニアかも!
まず最初に、ポチが会陰ヘルニアになった症状を簡単にまとめてみます。
- きばってもうんこが1回で出ない
- 自分でも気づかないうちに(寝ている間)、便がぽろっと出ている
- お尻に違和感を感じて、気になる様子(お尻を地面に擦り付けたりする)
- 今までと散歩の様子が違う
- 排便の時に「キャイン」と痛そうになく
このような症状があれば、会陰ヘルニアの可能性も考えられるでしょう。
では次に、ポチが会陰ヘルニア初期症状〜手術を受けるまでの症状を詳しく時系列に紹介します。
会陰ヘルニアの症状・期間
ぽちが会陰ヘルニアと診断されるまでの症状〜診断されてからの症状までを時系列で紹介します。
2021年9月ごろ
便をきばっても1回で出ない時があった。
まだこの時は、この症状が起こるのは稀で「もう11歳だし、老化かな」程度に考えていた。
2021年10月4日
急に肛門右下に500円玉ほどの大きさの傷ができたので、近くの動物病院に連れて行く。
皮膚があれているとのことで、塗り薬を処方されて帰宅。
10月1日にトリミングに行ったから、もしかするとトリミングで傷ついたのかなと考える。
数日後に違う箇所にも小さめの傷が増えたが、塗り薬のおかげもあって傷は小さくなって、最後には綺麗になった。
2021年11月ごろ
食欲もあり元気。
しかし、便が1回で出ないことが増えてくる。
寝ている間にうさぎのうんこ位の大きさの便をポロッと出していることがあった。
この頃も、ネットで調べた結果「老化かな」「肛門括約筋を鍛えないと」と思う。
2021年12月初旬〜中旬
うんちをきばる時に「キャイン」となく日が出てくる。
それに加えて、他の犬の匂いに執着心を持ち始める。普段なら他の犬の尿の上にマーキングするだけだが、異常なくらいリードを引っ張り他の犬の尿をなめようとする。
ネットで症状を調べまくるも、会陰ヘルニアにたどり着かない。
2022年1月初旬~
明らかに排便時になくことが増え、痛いからうんこが出ない。2,3回きばっても出ないこともある。
ただ、便が出にくいのは毎日ではない。
2022年1月13日
明らかに排便痛がひどくなっていたので、以前行った病院とは別の近所にある病院へ行く。
- 直腸検査
- レントゲン
- 血液検査
結果、直腸もちゃんと触れるし、レントゲンでも変な部分は見られないとのこと。
飲み薬を処方されて「これで10日間様子見で」とのことで帰宅。
2022年1月13日~22日
とりあえず薬で様子を見る。薬のおかげか排便時になかない日が増える。
2,3回きばっても出ず、3,4回目に出るパターンが多い。なかないだけで、スムーズな排便とは言い難い。
2022年1月23日
動物病院へ行き、前回と同じ検査を行う。
レントゲンでは変な部分は見られないが、直腸検査で直腸が触れないとのこと。
左上にしこりのようなものがあるとも言われる。
結果、「会陰ヘルニアか前立腺肥大かも。でも断定はできない。CTを取らないと分からない。」と言われる。
大阪動物医療センターというCTのある大きな動物病院を紹介してもらう。
2022年1月26日
大阪動物医療センターへ。
ここでCTを撮り、会陰ヘルニアと診断してもらう。
会陰ヘルニアの症状があれば早めに病院へ!
私たちはポチが会陰ヘルニアと気づくまでに5ヶ月ほどかかってしまいました。
初期症状 | 手術前の症状(5ヶ月後) | |
便のきばり回数 | 2回目には便は出た | 2,3回きばっても出ない。痛みが強く便を出したがらない。 |
寝ている間の排便 | 出ていた | 初期とは変わらず出ていた |
お尻を擦り付ける | 擦り付けていた | 初期とは変わらず擦り付けていた |
匂いへの執着 | あまりなかった | 毎回の散歩で他の犬の尿を舐めようとしていた |
排便時のなき | なかった | ほぼほぼないていた |
初期症状〜手術までの間、一向に良くなることはなく悪化していくばかりでした。
1月から急に症状が悪化した感じがあり、痛そうなポチを見るのはとても心苦しかったです。
最悪の場合は、排泄も困難になり命を落とすこともあるようです。
他にも尿が出にくくなったり、お尻にコブのような膨らみが見られる症状もあるようです。
しかしポチの場合、そのような症状は見られませんでした。
症状は犬によって差があるようなので、あくまでも参考にしていただきたいと思います。
この記事を読んでいる方の愛犬が元気になることを祈っています。